さよならは終わりの言葉じゃなくて

ジャニーズの気になる事をアレコレ呟いていこうかなと。

ダンスを揃える話

度々「SixTONESはデビューできない!」と、言い切る人達の理由に「ダンスが揃わない・揃えられない」というのがあるのですがそのことで前々から考えていた事を書き綴ろうと思います。

そもそもデビュー組でも揃ったダンスしているグループって殆どいなくないですか?(結論)
更に言うと国民的アイドルグループのSMAPは『揃わない』事を公言していました。
少なくとも自分が一時的にライブに行ってた20年前には揃わない事に文句を言っている人を見かけた事がないです。
もしかしたらその時代にSNSがあったらそういうコメントを目にしていたかもしれませんが。

あんまりジャニーズアイドルに『揃ったダンスをする』という認識が自分には無いです。

ぶっちゃけると今年デビューしたking&princeも別にダンスが揃ってるグループじゃないです。
Mr.KINGの頃はダンスが凄かったというファンのコメントを見ましたが、正直今は普通のアイドルのダンス力に見えます。
だから『ダンスが揃えられないとデビューできない』には信憑性ないと考えます。

あとSixTOENSのダンス力はどうなのか?
これもジャニーズアイドルとしてはなんら問題ないレベルだと思います。
「ダンスが苦手」と言い続ける髙地くんも最近は進化が凄いです。
ただ彼らは身長があるので間違えたり手を抜くと目立つなぁと思う事もあります。

あと数少ないバックの仕事を思い出すとSixTONESってちゃんとバックとして揃えられるんですよね。
だからこそできるのにやらない事に憤りを感じている人も見かけました。
個人的には一曲で「ここだけは揃う!」っていうのがあったらメリハリが効いて良いんじゃないかなぁって思ってます。

二年前に初めて見たTravisJapanのダンスでもう効果音が「ビシッ!」って言うのが聞こえたくらい揃っているダンスに圧倒されたのを覚えています。
その次の月に初めて少年たちを見てSnow Manの「バンドとアクロバットとダンス凄っ!」と衝撃を受けた事も。

でも彼らの事も応援してるけど辿り付いたのはダンス力では劣るけど表現力の高いSixTONESで。
結局皆、自分の好みでそれぞれを好きになるのです。

そもそも散々本人達が「揃わない」「バラバラだけどそれが特徴」とかコメントしているのに『揃う事』に固執しても仕方ない気がします。
だって私が落ちた二年前から彼らは揃っていなかった。
最初は揃っていたのに年月を重ねて行くたびに揃わない、だったらまだわかります。
でもそうじゃない。
私が見た時からSixTONESは飛び抜けた表現力で先輩達の歌を自分達のもののように歌ってきて、その表現力に惹かれていきました。
全く知らない歌を好きにさせる能力は本当に高いです。

もちろんダンスは下手よりかは踊れる方が良いし、振りだって揃えられたら格好良いと思います。
『ダンスが揃う』技術力は職人へレベルアップします。
先輩達から信頼を経てバックに付くようになったり仕事だって増えるでしょう。
それはかけがえの無い経験値でありジャニーズで舞台人として生きてゆける勲章を得られたと言っても過言ではないでしょう。

ただ私が思うのは『ダンスが揃う』事は必ずしもデビューへの近道にはならないのでは?という事です。
ダンスの技術力を高めるのは舞台で生きてゆける可能性を高めますが、舞台の仕事も多い事務所ではそちらに移行させてゆく傾向があるように見えます。文一くんとかふぉ~ゆ~とか。

舞台人として生きたいならダンスは上手い方が良いし、揃えられる技術力は高めた方が良いと思います。
でも今のJr.は『舞台もそうだけどTVとか諸々の表に出るデビューがしたい』が目標の一つでしょう。
以前ビビットで「バックに特化して支えていきたい」と言ってたJr.の子もいましたが。

ダンスが揃わなくてもデビューできるし
ダンスが揃ってるからデビューできる訳ではない

結局はジャニーさんの目でしか計り知れないのです。
最近はタッキーがジャニーさんの仕事を継承する事が決まったので、今度はタッキーにも祈りを捧げる日々が始まります。