さよならは終わりの言葉じゃなくて

ジャニーズの気になる事をアレコレ呟いていこうかなと。

Mr.KINGとPrinceは自分にとってどういう存在だったのか考えてみる

私が髙地くんにはまり、SixTONESにはまった時はMr.KINGとPrindeだった二組。
初めて見たのは初めて行った2016年サマステ。
その時は永瀬廉くんがメインMCでSixTONESとTravisJapanの合同公演だった。
まだSixTONESのメンバーを完全に把握していない(京本くんと樹くんの見分けがついていなかった)頃だったので、トラジャは全くわからず。
そして永瀬くんには『Mr.KINGが他グループと一緒にライブをやる』ぐらいの知識しかなかった。

それから少年たちを初めて見て、生まれて初めてのアイドル雑誌を買うようになった。
その間にも色んなイベントがあって、一年を終わる頃にはこの二組がJr.で一番気に入られているグループなんだな、と理解した。
Jr.のイベントではMCの立場で、ライブ公演数も倍以上多く、合同公演をすれば中心…と。色々見ていく中で正確には『Mr.KING』がトップなんだな、と納得した。

そして二年目に入った今、二度のサマステ、Jr.祭り、湾岸LIVE、ハピアイ…唯一自分が見れた二組の舞台はハピアイだけだった。
ここでジャニーさんが一番推しているのは『平野紫耀がいる』Mr.KINGなんだなぁと理解する。

そして運命のハピアイ公演中にking&princeとしてのデビューが発表された。

この時の気持ちは以前書いた通り『やっと風穴が空いた』という安堵に近い。
やせ我慢ではなく、悔しいとは思わなかった。
どうやってもこのトップと呼ばれる二組がデビューしない限り、他のJr.がどれだけ頑張ってもファンがどれだけ要望しても優先される事も考慮してくれる事もほぼ無いんだろうと言う気持ちが強かったからだ。
それだけこの約二年に満たない間に『社長推し』がどれだけのものなのか嫌と言うほど感じてしまった。

それはキンプリのデビューが決まって更に感じている。
色々考えてみると現在のSixTONESは仕事がある方だと思う。
ジェシーと髙地くんのドラマにゲスト出演・京本くんの主演舞台・そして元々あったアイドル誌の取材。
私の中で変わってきたな、と感じたのは固定のアイドル誌以外の雑誌取材。
これが今年に入ってから増えてきたように感じる。今まではSnowManとの合同取材が多かった(少年たちの舞台関係もあったからかもしれない)。

仕事が増えてきたのは嬉しい。
それは本心だけれど、次第にもやもやとした思いが湧き上がってきた。

私がはまった頃にはどんどんSixTONESのファンは増えてきていたし、SNSの盛り上がりもだんだん増えていっているのを見ていた。
その頃からスト担は色んな要望を声に出していたし、行動をしていたと思う。
雑誌の取材や表紙の要望、円盤化の要望、Mステ出演の要望…もっと大きく言うと仕事への要望は前々からしていた。
でもキンプリのデビュー以前は殆どと言っていいほどそれらが叶えられてはいない(円盤化やMステはいまだ叶えられていないけど)。

ところがキンプリデビューが決まった翌月の2月にはアイドル誌で表紙を飾った。
Jr.祭りで各グループの横浜アリーナ単独公演が決まった。
YouTubeでジャニーズJrチャンネルが始まった。

物凄くJr.の間口が広がったように私は感じた。
キンプリの存在はJr.の世界を閉じ込めていたように感じた。
知らない間に私は強い閉塞感があったんだと初めて自覚した。

キンプリは間近に迫ったデビューに向けて色々露出が増えている。
彼らに罪はないし恨んでもいない。

ただ、羨ましいなとは思う。

ジャニーさん絶対のお気に入りの平野紫耀というアイドルに、他の5人は選ばれた。
だからこそデビューを掴み、事務所から4年ぶりのデビュー組として羽ばたこうとしている。
もちろん選ばれるだけの実績を積み上げてきたからこそ平野くんに選ばれる道が生まれたんだと思う。

だけど自分の推しや他のJr.がキンプリに選ばれて欲しかったのか?と問うと「違う」と答える自分がいる。
king&princeはこの6人でないとしっくりこない。
だからking&princeはこのメンバーだし、私が応援するSixTONESもあの6人でないとしっくりこない。
そういう運命だったんだな、と思う。

自分の中に生まれた黒い感情はking&princeのデビューが決まった事でやっと自覚できて、今は彼らがJr.でなくなる事がとても嬉しい。
もう『キンプリが全部おいしい仕事を取っていって他のJr.に仕事が来ない』とわかりもしない不満を抱かなくて良いから。

king&princeへ。
デビューおめでとう。

次はSixTONESがデビューします。